この前、息子くん(4)のはじめてのお遊戯会を見に行ってきました。
大分先のことを予想できるようになってきた息子は、「本番」を恐れて、1週間くらい前から「行きたくない」の一点張り。いつもと違う環境で何かをするのに、昔からすごい抵抗があるみたい。2ヶ月くらい前の運動会も同じくで、大号泣して親から離れなかった思い出が蘇りました。
今回も本番ギリギリまで嫌だと言っていたけど…パパがのらりくらりと連れて行って、なんとか親元を離れることに成功!
イヤイヤ言っていたので本番どうかな〜と思っていたら、完璧に踊りきっていました✨しかも緊張せず楽しめたようで、本当に成長したなぁ!!こうやって成功体験を積み重ねて強くなっていくのだろうな、とまた次回が楽しみになりました。
どの親も思うであろう、「我が子が一番輝いていた!」ですホント!
もちろん息子以外のクラスや学年の演技も見たのですが、そこで感じた小さな違和感を残しておこうと思います。
それは「男の子」と「女の子」の演技について。
息子の園は園児が多いので、1学年30人×3クラスくらいあります。お遊戯会では1クラスを2チームに分けるので、6チーム×3学年分の演技をみました。
お遊戯会の演技・曲・衣装などは先生が決めるようなのですが、他の学年で、こんな感じの演技が続きました。
- 男の子だけのチームで、サッカーをテーマにした演技
- 女の子だけのチームで、キラキラフリフリの服でアイドルの曲を踊る演技
- 男女混合のチームで、結婚式の曲を一部使いつつ、男の子が女の子にプレゼントを渡すシーンがある演技
みんな可愛いし、文句言いたいわけではない。ないんだけど…先生たちが考える「男の子はこう!女の子はこう!」がすごい透けて見えたんです。
男の子はかっこよく、女の子はあざと可愛く、みたいなのを幼稚園のうちから刷り込むってどうなんだろう…と、捻くれた私は思うわけです。
ジェンダー平等とかを語りたいわけじゃないし、幼稚園児というまだ未熟な子供たちにグループやペアをわかりやすく伝えるには、男女という括りを使うのは全然納得できるんです。が、男の子・女の子が好きなものを押し付けられているように感じたんですよね。
本当大袈裟だけど、こういうところの延長で、「こうあるべき」という偏見が生まれたり、さらに大袈裟だと性ビジネス的なものが広がったりするのでは…なんて思ってしまいました。
なんとなく、男や女という括りが透けて見えないような曲・衣装の子達を見ている方が安心して見られました。笑
体のつくりとかにまだ大きな差が出てこない幼稚園の時期くらいは、性関係なくフラットな価値観が形成されていったらいいな、なんて思います。(もちろん、男女で好きなものの傾向はあるけどね)
私もどこかで「男の子だから」「女の子だから」とつい思ってしまうことはあるので、「本当に性の差によるもの?」と自分に問うてみなきゃな、と気付かされる1日でした。
ってホント大袈裟だな…!
うーん…自分のモヤモヤを言葉にするって難しい…
何より前提として、忙しい中で多くの準備をしてくださった園の先生方には感謝しかありません。子供の成長は間違いなく園のおかげ。
演技した園児みんなが、心から楽しめていたらいいな!